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鍼灸で夢と希望を

兵庫県芦屋市の針灸専門治療院。JR芦屋駅より徒歩4分のSORA鍼灸院です。

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アレルギーの予防

 大型台風が近づいていますね。電車も運休されるとか。こういう日はキャンセルもあり、読みもの、調べものも、はかどります。
(SORA鍼灸院は、今日診療、明日お休みを頂いております。)

 さて、アレルギーをもつ親は、子供にもそのアレルギーが出ないか心配になります。我が家も、両親がアレルギー持ちとなると、やはり心配になりますし、何か対策をと考えます。

 アレルギーにはいろいろな要因が考えられ、その対策や治療にも様々な情報が飛び交います。アレルゲンを除去することも考えますが、それには限界もありますし、根本的な治療とは言えません。やはりアレルゲンよりも、その反応を起こしてしまう、身体の方に注目したいものです。

 一つ言われているのが、アレルギーの発症に「皮膚のバリア機能」が関係しているということです。ここ最近で、二つの論文も目にしました。

 一つ目は、新生児への保湿剤の使用が、アトピー性皮膚炎の発症を予防するというものです。* 1
 論文によると、新生児において毎日の保湿剤の使用が、32週までのアトピー性皮膚炎や湿疹発症のリスクを減らすということが示されています。さらに、これら症状の発症を防ぐことが、アレルギー感作の有病率を減らす可能性があるということも言われています。RCT(ランダム化比較試験)の結果で、信頼性もあります。

 二つ目は、食物アレルギーの早期リスクに、皮膚暴露が関係している可能性があるということです。* 2
 研究によると、多くの子どもたちが初めてピーナッツを食べる前にピーナッツアレルギーになっていて、この早期感作に経皮暴露が関与している可能性があるということです。マウスの皮膚にピーナッツタンパク質抽出物を局所暴露すると感作が成立し、重症の全身アレルギー反応がおこるというものです。

 アトピーと食物アレルギー、症状は違えど、どちらにも共通しているのが、「皮膚から」ということです。アレルギー予防に、この皮膚のバリア力を上げることは、一つポイントだと言えます。ここには出てきませんが、からだの中の粘膜(鼻、口腔、胃腸など)も同じかと。身体内部と外界との境界線、ここの状態を健全な状態に保つことが、アレルギー予防に関わっていると考えます。

* 1
Application of moisturizer to neonates prevents development of atopic dermatitis
Journal of Allergy and Clinical Immunology
Volume 134, Issue 4, Pages 824–830.e6, October 2014

* 2
Skin exposure may contribute to early risk for food allergies 8-Oct-2014
(原論文)
Skin exposure promotes a Th2-dependent sensitization to peanut allergens
The Journal of Clinical Investigation, Published October 8, 2014


カテゴリー: アレルギー・自己免疫疾患 / SORA鍼灸院 芦屋
 
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