夫婦仲良く、そしてかわいいお子さんを連れて来られる患者さん。以前奥様が、「主人が、香りに気付かなかったり、味がわかりにくかったりすることがある」と言われていました。ご主人によくよく聞いてみると、キンモクセイのにおいもよくわからなかったそうで…。
もともと花粉症で治療を続けていましたが、時期に関わらず慢性鼻炎をお持ちのようでした。臭いをキャッチする鼻粘膜が、常にベールでおおわれているようなものです。嗅覚や味覚が鈍感になっても当然です。鼻~耳の治療を重点的に続けていました。最近は反応点も良好。今年こそは「キンモクセイの香りを嗅ぐ!」を目標に治療を続けていたところ、
「今年はキンモクセイの香りが、わかりました!」
最近のうれしい一言でした。生物にとって、感覚器はとても大事なポイント。五感が整えば、生活も豊かに変わります。
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+SORA鍼灸院 芦屋