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鍼灸で夢と希望を

兵庫県芦屋市の針灸専門治療院。JR芦屋駅より徒歩4分のSORA鍼灸院です。
月別アーカイブ  [ 2016年04月 ] 

地震酔い対策

前回の東北ボランティアの記事の投稿から、更新できていませんでした。
その間、熊本地方の大地震で新たな被災地の様子を見守ることとなりました。

患者さんからも心配する声を多数お聞きします。
「はり灸レンジャーは、熊本には行かないの?」ともよく尋ねられます。
まだグループとしては活動の計画は立っていませんが、情報収集や他団体とのやりとりは行なわれています。
個人としても何かしらできることで行動していきたいと思います。

余震が尋常じゃないほど続いています。
傾いている地面や建物も多く見られると思います。
東北の震災後もそうでしたが、地震酔いと呼ばれるような、めまい感やふらつきを感じられる方も多いと思います。

めまいのツボ、平衡感覚の反応点は、耳たぶの付け根です。
そこをやさしく刺激して、安静にされていれば、落ち着かれると思います。
めまい感はより不安を助長させますが、疲れのサインとも取れるので、身体を休めて頂きたいと願います。


カテゴリー: ボランティア / SORA鍼灸院 芦屋
 
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[ 2016/04/23 13:29 ] ボランティア | TB(0) | CM(0)

震災から5年の東北

 もう先月になってしまいましたが、春のお彼岸、体調も崩しやすい季節の変わり目に、東北ボランティアへいってきました。「はり灸レンジャー」としては、14回目の訪問になります。

 訪問先は、共に震災直後から通い続けている、宮城県の南三陸町と山元町、そして福島県の田村市です。宮城県の南三陸町と山元町は、宮城県内の人口減少第2位と3位に当たります(宮城県沿岸部の人口増減 南三陸町29.0%減、山元町26.3%減 ※H22年とH27年国勢調査比較)。 この順位は、犠牲者の多さ、住宅再建の遅れなども表しているのでしょう。

南三陸町防災総合庁舎201603
(宮城県南三陸町志津川の防災庁舎。
その後ろに見えるのが盛り土で、そこが地面になります。)

 また、仮設や公営住宅の立地の悪さから、仕事がない、学校へ通いにくいなどで、流出するのは若い世代が多くなります。そうすると長年暮らしてきてその土地を離れたくない高齢者が残り、高齢化率も高くなります(宮城県内の高齢化率 山元町35.7%(4位)、南三陸町32.0%(9位) ※2015年3/31現在)。 少子高齢化で、地方の将来モデルとしても、今後の復興(町づくり)が期待されています。

 特に山元町では、ボランティアを行なう訪問先がデイサービスということもあって、高齢化を肌で感じました。80、90歳越えの利用者さんも数多く見られます。そこで思うのが、鍼灸治療を受けることができればと。治療を受けられた全員の方に感じました。中には、隣町の鍼灸接骨院などに通われている方もおられましたが、近くにはないようです。運動器疾患も少なくないので、その痛みや可動域が改善されるだけで、随分過ごしやすくなるように思います。

 また、山元町に限らず、職員さんもかなりの疲労や不調が、見受けられます。痛みやコリはもちろん、動悸、息切れ、高血糖など、内科的な不調が気になります。心臓の反応が強い方も多かったように思います。阪神大震災後も、心疾患、脳卒中などの血管障害などが増えたことは報告されています。なので、定期的に治療を受けてもらいたくなりますが、そういった手段は少ないようです。病院などへのアクセスの悪さは過疎地特有の事情があります。となれば、セルフケアを続けて頂きたいと切に願います。

セルフケア(お灸)教室の様子201603
(お灸を使ったセルフケア教室の様子。)


 そんな心配の中にも、復興の兆しを垣間見ることもできました。山元町では、沿岸部沿いにあったJR常磐線が、内陸に移設され、その新駅を周辺に新しい町ができようとしていました。(山元町新市街地復興まちづくり通信

山元町新駅周辺20160323
(山元町坂元駅の周辺。
この北側には、新しい住宅群が建設途中でした。)

 新しい駅、道路と共に、復興住宅が立ち並び始めていました。そして、震災前からあった産業、イチゴ栽培も盛んになってきたようです。今回のボランティア中も、「今朝、イチゴの収穫をしてきました」とお話をお伺いしました。その方は腰が悪かったのですが、「今は、かがまなくても収穫できて助かっています」と教えてくれました。従来のように地面に栽培(土耕栽培)ではなく、立ったまま収穫できる高設栽培のことのようです。他にも温湿度管理、害虫管理など、最先端の栽培技術が導入され、かつてのように重労働ではなくなってきているようです。また、そういった農業で産業を興こし、雇用を生み、地域を活性化させようとしている会社もあります。
GRAアグリプラットフォーム / 農業生産法人 株式会社GRA

 被災地に限らず、こういった先端技術を駆使することで、過疎化、高齢化問題の糸口となればと思います。「少子高齢化だからもっと子供を!」よりも、少子高齢化でも存続できる社会を期待します。


 ちなみに、この山元町では、箱いっぱいのイチゴをお土産にいただきました。熟しすぎたり、形が悪かったり、大き過ぎたり、製品にならないものでしたが、味は申し分ない美味しさでした。「東北のイチゴの方が美味しいよ」とこちらの患者さんにも言われました。傷みやすい果物だけに、現地に行ってこそ食べられる幸せを感じました。またこの時期に伺って、美味しいイチゴをいただきたいと思います。

 
カテゴリー: ボランティア / SORA鍼灸院 芦屋
 
[ 2016/04/02 08:45 ] ボランティア | TB(0) | CM(0)
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