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鍼灸で夢と希望を

兵庫県芦屋市の針灸専門治療院。JR芦屋駅より徒歩4分のSORA鍼灸院です。

便秘の悩みに

 便秘で悩まれている方も多くおられます。出るべきものが出ないのは、心配になってきます。

 便秘の原因でまず考えるのが、食事内容。食べる量が少なければ出る量(回数)も少ないですし、繊維質のものも足りなければ出にくいようです。

 ただ、野生動物では考え難い、便意の我慢などによる排便習慣の乱れもあります。便意はあるのに息んでも出ないのは、直腸(肛門の手前)が詰まっている場合があります。この場合、食物繊維量を増やしたり下剤で便を降ろしても、排出できない便がどんどん詰まり、症状を悪化させるおそれもあります。管が詰まる痛みはひどく苦しいものです。そういった便秘は、排便習慣を見直す必要もあります。

 治療では、腸の動きを考えます。第3の自律神経系とも呼ばれる腸管の神経叢。その動きは胃腸間で互いに調整し合っています。そこに注目すると便秘改善のヒントにもなります。また、過敏性腸症候群(IBS)のように、脳からの指令の乱れも考えられます。

 それでも改善されない、特に中年過ぎてのひどい便秘は、大腸がん、甲状腺機能低下症など他の疾患を疑うことも必要です。

カテゴリー: 便秘・下痢 / SORA鍼灸院 芦屋
 
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[ 2012/06/03 15:14 ] 便秘・下痢 | TB(1) | CM(0)

潰瘍性大腸炎の鍼灸治療

 1日に20回以上トイレに行かなくてはならないほど、その酷い時のつらさは壮絶です。原因不明で完治することがないとされているため、特定疾患(難病)に指定されています。しかし、症状が出ていない「寛解」と、炎症の起こっている「再燃」をくり返します。そして、この「寛解」の時期がずっと続くこともあります。炎症をコントロールできれば、心配することはありません。決して治らない病気だとは思いません。

 原因がはっきりしていないことから、その治療法は確立されていません。自己免疫異常によるものとされていることから、ステロイドや免疫抑制剤の服薬治療があります。しかし、それは対症療法であり、長期服用にためらう方もおられます。かといって、症状を抑えなければ、そのつらさは我慢できるものではありません。だから、症状をある程度コントロールしつつ、原因と考えられる根本治療を行うことがいいと思います。

 やはり、炎症性の自己免疫疾患、胃腸の症状であることから、内臓の不調は大きく関係していると思われます。反応点では特に、肝臓、小腸、そして炎症のある大腸です。さらには、腸管の運動を司る自律神経系に影響を与える脳への入力も考えます。精神的、身体的ストレスの与える影響も見逃せません(過敏性腸症候群の治療)。

 また、下腹部に大きな炎症があるとなれば、腰痛、ひざ痛、足のだるさも伴います。内臓の不調は自覚が少なくとも、それが筋肉や皮膚に反射してつらさと感じます。それを和らげるだけでもかなりQOLは上がります。

 そして、この病気は欧米で圧倒的に多く日本でも増加し続けていることから、消化器に与える食生活の変化も無視できないでしょう。何が原因か特定できなくとも、一つ一つ考えられる要因を消していくことが、治癒への道と考えます。
[ 2010/10/27 09:06 ] 便秘・下痢 | TB(0) | CM(0)

過敏性腸症候群の鍼灸治療

 過敏性腸症候群(IBS)は、検査をしても目に見える異常が見られません。でも、大腸の機能が正常に働かず、下痢や便秘をくり返します。現代医療は、この目に見えない病気を不得意とします。心因性とか、自律神経失調症とかいう名前で片付けられてしまうこともあります。そこにこの病気のつらさがあります。

 腸のはたらきが悪いとなれば、腸に問題があると考えがちですが、それだけではありません。腸の動きは、脳からの指令によっても左右されます。脳からの指令が乱れれば、腸の動きも乱れます。ただ、脳の指令も勝手に乱れるわけでなく、何か原因があります。脳へ与えるストレスが考えられます。

 IBSはストレスが原因であることは、よく言われます。患者さん自身に思い当たる節もよくあります。しかし、それを取り除いても、治らないことはあります。ストレスは一つに限らず、目に見えるものだけではないことがあります。自分では意識していなくても、ストレスとなっていることもあります。自分の身近にいる人の意見を聞くことが解決の糸口になることもあります。

 そしてストレスは、精神的なものだけではなく、肉体的なものもあります。特に脳へ直接影響を与えるストレスとしては、頭部にある感覚器への入力を考えます。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚、そして自分ではわかりづらい平衡感覚を疑います。(見過ごされるめまい・ふらつき

 そして、一度その症状を起こすと、また再び起こるのではないかと不安になります。それがまたストレスになります。悪循環になります。これを断ち切るには、やはりストレスを順に取り除いていき、もう大丈夫!と脳に言い聞かせること。自分で治るんだ!と意識することも大事かと思います。
[ 2010/10/26 10:44 ] 便秘・下痢 | TB(0) | CM(0)
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