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鍼灸で夢と希望を

兵庫県芦屋市の針灸専門治療院。JR芦屋駅より徒歩4分のSORA鍼灸院です。

季節変わりの不調

 梅雨入り前からの寒暖差のせいか、しばらく不調を訴える方がとても多かったです。特に風邪の症状である「のど」と、もうひとつ最近多いのが「足」の不調。どちらも冷房の影響は大きいかと思います。

 咽などの粘膜のはたらきは、空気の乾燥で弱くなります。さらに使い始めの冷房の風には、いっぱいホコリやカビも含まれていることでしょう。弱った身体の粘膜に菌やウイルスが付着すれば、扁桃腺の炎症も猛威を奮います。そうなれば首、肩まわりのコリを感じることも多くなります。対策としては、咽の乾燥に注意し、鼻、咽、肝臓の反応点にローラー鍼です。

 そして冷房の冷たい空気は、足元に溜まります。じっとして足が冷えれば血行も悪くなります。むくみがでればだるさを感じますし、筋筋膜が硬くなれば痛みやこむらがえりといった症状も多くなることでしょう。さらに冷たいもので胃腸の負担が加われば、足腰の不調もプラスされます。対策としては、胃腸を労り、足をよく動かしたり血行を良くするといいのでしょう。胃腸といった腹部の反応点と、ふくらはぎへのローラー鍼も効果的です。

 季節の変わり目、あまり無理せずしっかり休むことも大切ですね。

カテゴリー: 冷え・むくみ / SORA鍼灸院 芦屋
 
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[ 2015/06/06 10:34 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)

冷えは先より元が大切

 手先が冷えている人の肩や首を触れれば、ガチガチのことがよくあります。肩全体が岩の様なときもあれば、身体の奥の方にスジばったものがあったり。足先が冷えている人は、腰やお尻にしこりの様な硬いものがあったりします。

 そのようなコリがあると、その先への血液の流れも悪くなります。それが血行障害となって、先の冷えにつながります。だから先ばかり温めても、その途中のコリが解消されなければ、またすぐ冷えてきます。

 さらにそのコリの原因をたどれば、内臓であることが多いのです。症状の出ているところだけでなく、その元を良くしていかなければ、またくり返します。

 また、コリがあるということは、そこが十分に動かされていないことも考えられます。じっとしていると、血液の流れは悪くなります。先だけでなく、体幹(体の中心)からしっかりほぐすと、身体全体がぽかぽかしてきます。

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[ 2010/12/10 17:13 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)

見えない冷え対策

 体温は、産熱(熱を作る)と放熱(熱を逃がす)のバランスにより一定に保たれています。冷えるということは、産熱が少なく、放熱が多い状態。

 まず、産熱に関わるのは、基礎代謝量、筋肉の収縮、ホルモンの作用など。このうち改善しやすいのは、筋肉の収縮かと思います。すぐに思いつくのは、運動すること。冷えを訴える人に、運動不足、筋肉不足の人は多く見られます。

 そして、筋肉は自分で動かすものだけではありません。自分で動かさない筋肉、消化器などの内臓も筋肉でできています。この動きが悪ければ、熱も不足します。内臓のはたらきは物質の代謝にも関わってくるので、この内臓は冷えに大きく影響しているのではないかと思います。


 次に、放熱が主に関わるのは、外界と接する部分。皮膚表面が、冷たい空気、冷たい風、冷たいモノに接していれば、放熱量も増えます。つまり、身につけるものが大きく関係してきます。冬に、素足、へそ出し、首元が大きく開いていたりのファッションは、冷えます。

 そして、外界と接する部分に、胃腸などの消化管粘膜や、肺もあります。冷たいものを飲み食いし、冷たい空気を取り入れれば、体温も奪われてしまいます。皮膚表面積と、消化管粘膜や肺胞の表面積を比べれば、この身体の中に接する冷えも大きく影響を与えるのではと思います。身体の外は敏感で、身体の中は鈍感なので気付きにくいものです。特に、冷たい飲み物のがぶ飲みなどは、効果てき面かと。

 何でも見えている部分には気付きやすいものなので、見えない部分に目を向けると意外な見落としがあるかもしれませんよ。

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[ 2010/12/09 01:07 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)

冷えを改善する必要性

 昆虫や爬虫類の多くは、外の気温により体温も変化する「変温動物」です。外気温に対して体温を調節しないため、それほどエネルギーを消費せずに済みます。また、体温が多少変動しても、正常に活動ができることも意味します。

 人は、恒温動物。外の気温に対して、体温を一定に保っています。その分エネルギー(食料)を必要とします。そして、体温が低くなれば、活動も低下します。細胞、組織、臓器のはたらきも弱ります。免疫力も落ちるでしょう。

 そう考えれば、人は必要なエネルギーをとって、体温を保てなければ、弱ってきます。熱をしっかり産生させて、それを保つことができなければ、病気にもなりやすく、治りにくいとも考えられます。

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[ 2010/12/08 23:53 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)

冷え性の食事

 寒くなってきて最近よく相談されるのが、冷え症について。特に女性の方は、多くの方が悩まれています。話をうかがっていると、みなさん食べるものについてはかなり詳しいように思います。

 テレビや雑誌でも「~が身体を温める!」とかいったものを多く見かけます。そして、そればかり食べている人もおられます。そういう食品である程度は対策もできるでしょうが、人の身体はそんな単純なものではないですね。逆に偏った食事が、不健康を生むこともあります。

 食に関しては、旬のものをおいしく食べるのが一番だと思います。食は、栄養成分だけにとらわれるよりも、見た目(視覚)、におい(嗅覚)、音(聴覚)、食感(触覚)、味(味覚)の方が大事かと思います。人の身体は感覚器から入ってくる情報により左右されます。だから食事は健康にも大きく影響を与えます。いろんな感覚を楽しめる食事にしたいですね。

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[ 2010/12/07 08:54 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)

冷えのはり灸治療

 一般に、冷え症には「これっ」といった治療法がありません。それは、冷え症に対する様々なグッズが売られていることからも伺えます。つまり、「これで治る」というものがないからです。それは、冷えの原因が、人それぞれであり、また冷え対策といったものが、根本を治すものではないからでしょう。冷えは西洋医学よりも、東洋医学が得意とされています。それは、西洋医学が、症状を診て疾病を考えるのに対し、東洋医学は、からだを診てその体質を改善して根本から治療していこうとする違いでしょうか。症状を治そうとするだけでは、一時的に改善されたとしてもまた再発を起こし、根本治療にはなりません。

 冷えの原因は、筋肉の緊張や血管の収縮にあります。それに対する鍼灸治療としては、筋肉の緊張を和らげることと、その緊張を起こす原因をなくすことになります。それは、症状の現れている部分だけではなく、身体の中心に近い筋肉や、反射を起こす同じ脊髄レベルの臓器の不調を改善することが必要と考えます。足先が冷えやすいなら、「腰、お尻の筋肉の緊張」と「下腹部臓器の不調」を、手先が冷えやすいなら、「肩まわりの筋肉の緊張」と「肺、気管支、のどの不調」を治療します。

 あとは、身体全体のエネルギーも不足していれば、体温も低くなるでしょう。極端な食事制限や、栄養不足による貧血なども原因になると思われます。同じ冷えでもその原因は人それぞれなので、その人に応じた治療が必要です。

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[ 2010/10/01 12:06 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)

冷えの原因

 冷えは、本人にとっては不快でありつらい症状なのですが、生命に関わったり、重大な障害を招いたりすることはありません。なので、周りの人にまともにとり合ってもらえなかったりと、経験した人でないとそのつらさはわかりません。

 そして冷えは、感じるだけのものではありません。実際に局所の温度は、低くなっています。体温は一定に保たれているのに、その部分が低いというのは、そこの血液循環がうまくいっていないからです。

 では、なぜその場所に生じるのでしょうか?よく起こる手足の先について考えます。手足の先につながっている筋肉の硬直が起こると、筋が引っぱられ、緊張が生じます。その結果、交感神経の活動が高まり、血管が収縮し、血行不良となります。そして、冷えを感じます。また、寒さに対して身体は、交感神経を亢進させます。それがまた、血管を収縮させ、血行不良を導いて、冷えを引き起こします。

 また、東洋医学では「医食同源」や「薬食一如」と言われるように、食べ物も重要な位置を占めています。食べ物には、体を冷やすものや、温めるものがあると言われています。冬の寒い時期にできるもの、もともと寒い地域でできるものに、体を温める作用があるようです。旬のものを食べ、その土地でできたものを食べるのが良いのでしょう。ただ、ある成分だけを摂ればいいものではなく、バランスのとれた食事を摂ることは重要です。体への栄養は、互いに協力し合って、吸収され、形作られるものです。その栄養がまんべんなく含まれるには、バランスのとれた食事が必要です。

 他に、局所だけでなく全身を考えたとき「貧血」も冷えの一因になります。貧血とは、赤血球の少ない状態です。貧血になると、全身に配られる酸素が不足するため、細胞で十分なエネルギーを燃やすことができません。結果、熱量不足になり、末梢も冷えることになります。そもそも末梢が冷えるのは、身体の中心の温度を下げないためでもあります。つまり、身体全体の熱量が足りていないことも大きな原因でしょう。

 また、重大な病気が隠されていることもあります。動脈硬化や、糖尿病による血行障害など。まずは、原因をはっきりさせることが大切です。

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[ 2010/10/01 12:06 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)

むくみの原因と治療

 むくみの正体は、体内にたまった「水」です。人体の約60%は水です。そして約15%は細胞と細胞の間にあります。この細胞間の水が何らかの原因により過剰になることで、むくみとなります。さらにむくみは、だるさを感じさせます(むくみとだるさ 参照)。むくみは、見た目だけの問題ではありません。

 全身には、動脈、静脈の二つの血管や毛細血管、リンパ管が、はり巡らされています。これらの流れが悪いと、むくみは起こりやすくなります。主に血管です。よく、顔のむくみに、リンパの流れをよくすればいいと聞きますが、あやしいものです。顔のリンパ管を切除した患者さんにむくみの症状はさほど見られないのに対し、静脈を結んだ患者さんには、ひどいむくみが起こります。血管とリンパの流れを比べればわかるでしょう。静脈の流れが重要です。それと、細胞間から血管への水の移りです。鍼灸などの皮膚刺激は、その水の移りを促します。美容針による小顔の効果はここにあります。

 では、水は、どのように流れていくのでしょう?主に血液として血管内を流れます。動脈を流れる血液は、心臓というポンプにより送り出され流れていきます。静脈を流れる血液は、周りの筋肉が伸び縮みをくり返すことによっても流されています。よって、静脈の流れを良くするには、筋肉をよく動かすことも一つです。立ち仕事のように立っているだけでは、筋肉は動いていませんし、重力で水は下にたまります。むくみがひどくなるのも当然です。筋を動かすことが重要です。足首をしっかり曲げることでふくらはぎの筋肉が静脈のポンプの役割をします。

 ただ、運動不足だけが原因ではありません。同じ立ち仕事をしていても、なりやすい人、なりにくい人がいます。冷えと同様に、臓器の不調が関係していると思われます。特に心臓、肝臓、腎臓は全身の水分調節に大きく関わっています。

 心臓は、血液のポンプの役割です。ポンプに勢いがなければ、全身の血液循環も悪くなり、体内の余分な水がたまってしまいます。特に高齢者に多く見られます。
 肝臓は、アルブミンという血漿タンパクを合成するはたらきがあります。このアルブミンは、血液に含まれ、水をひきつける作用があります。このアルブミンが不足すると、水をひきつける力が弱まり、血管外、つまり組織間に水がたまってしまいます。
 腎臓は、尿を作るところです。尿が正常に作られなければ、体内に水がたまってくることは容易に考えられます。

 むくみはこのように、体中にある血管やリンパ、各臓器に関わっています。血管もリンパも全身を流れているものです。その局所だけに注目するのではなく、全身を診ることが重要です。大事なことは、その血管やリンパの流れを悪くするものは何か?を考え、その対策をすることです。流れをよくすることは対症療法であって、その根本を治療しなければなりません。

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[ 2010/09/29 23:36 ] 冷え・むくみ | TB(0) | CM(0)
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