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鍼灸で夢と希望を

兵庫県芦屋市の針灸専門治療院。JR芦屋駅より徒歩4分のSORA鍼灸院です。

生理痛の鍼灸治療

 生理痛の原因は、子宮内の炎症子宮の収縮に主にあると考えます。

 炎症を抑え回復を速やかにするには、血液やリンパの体液循環を良くすることです。組織の修復、改善が促進されます。その結果、子宮粘膜は整えられ、痛みを鎮めることにつながります。具体的には、お腹に診られる子宮や卵巣の反応点に刺激を加えることで、神経を介して身体の中の状態を改善します。お腹の冷えも、血行を悪くするため良くありません。お腹へはお灸の温かさが気持ちいいものです。

 そして生理痛も「痛み」であることから、やはり筋肉の収縮(緊張)や、その皮下の歪みからも発生していると考えられます。子宮筋の収縮、子宮内環境の反射によるその周辺の筋緊張、炎症により起こる腫れが、痛みの受容器(アンテナ)を作動させるでしょう。だから痛みに対する直接的な治療は、その緊張と歪みをとることになります。ただしそれは対症療法(痛み止め)であって、原因の治療があってこそになります。

 また、痛みの原因は一つに限りません。子宮内の環境だけでなく、膀胱、腎臓、大腸、小腸、胃、その他の内臓も関わってきます。その反射によっても現れる、腰痛、腹痛、ひざ痛、むくみ、冷えなどにも、痛みは影響されています。一つ一つの要因は小さくて痛みと感じなくとも、それが合わさると立派な痛みと感じることもあります。そういった細かいマイナス要因を消していくことが、生理痛に対する治療です。

 さらには、月経周期に関わるのは女性ホルモン。ホルモンの分泌に影響するのが自律神経系の乱れ。つまりは、自律神経失調症と呼ばれる状態にあれば、その治療も必要です。まさに全身治療が必要不可欠なのです。

 これらは、鍼灸治療に加え、自分でできるセルフケアも重要です。痛みは人それぞれ。その痛みがわかるのは本人でしかありません。だから、その痛みに対して自分で対処できる方法を知って下さい。薬に頼らなくとも、ローラー鍼、せんねん灸で簡単に手当てができます。自分でもそのつらさを乗り越えられるようになりましょう。
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[ 2010/09/22 09:12 ] 生理痛・生理不順 | TB(0) | CM(0)

生理痛の原因

 晩婚化、高年齢出産、少子化などの傾向により、妊娠・出産の悩みも増えています。これらは将来起こる社会問題に限らず、女性の身体にも大きく影響しています。生涯で、妊娠・出産の回数が減れば、その分、月経(生理)を経験する回数が増えてきます。したがって、月経に関する悩みも多くなっています。

 中でもつらいのは痛み。同じ生理痛といっても、その程度は人それぞれです。痛みは、自分にしかわからない、人にわかってもらえないのもそのつらさの一つです。

 なぜ痛みが発生するのでしょう?それに大きく関わるのは、プロスタグランジンという物質。生理痛など痛み止め薬には、このプロスタグランジンの合成を阻害することで鎮痛効果を発揮するものがあります。プロスタグランジンは、炎症に関わる物質で一般的ですが、子宮筋の収縮も促します。痛みは、炎症によっても、子宮の収縮によっても発生します。痛みは悪循環を起こすことから、このプロスタグランジンを過剰に発生させない、そしていかに速やかに取り除くかがポイントと考えます。体液循環を良くすること、反射性の筋緊張をとることで、痛みを抑えられます。

 また、生理痛をひどく感じるとき、感じないとき、そして個人差も随分あります。それは、生理痛+α の部分が関わっています。下痢・便秘、膀胱、胃腸といった内臓の不調や、腰痛、肩こり、頭痛といった他の痛み。それらいろんな+α が加わって、「痛み」はできあがります。それらの原因を一つ一つ取り除いていくことも、生理痛を和らげる上で大変重要です。
[ 2010/09/21 23:43 ] 生理痛・生理不順 | TB(0) | CM(0)
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